前回のオカメパニックから1年以上が経ち、すっかり「オカメパニック」のことを忘れてしまっていた私達。。。
それは1月21日の夕方のことでした。
夕飯の後片付けをしていたら、TVで「東海地方で地震がありました」という速報のテロップが…。
「震度1だって。」
「そうだね、全然、気付かなかったものね。」
コジパパとそんな会話を交わし、夜の放鳥の時間になったのでコジローのケージのところに行ってみたら、いつもはヒーターのスノコの上にいるのに、なぜか下の入り口のところにいました。
あれっ?
違和感を感じながらケージを見たら、翼の羽があちこちに散乱していました。
エッ?! まさか、オカメパニック??
左の翼の風切羽付近の羽が、ごっそりと抜けてしまっていました。
その数、15枚。
以前のパニックの時のような外傷は見られません。
しかし、左肩をガックリと落として、元気がありませんし食欲もありません。
糞の状態は、少量ながらも普通と変わりませんから、内臓は大丈夫のようです。
何も口にしないと弱ってしまうので、スプーン1杯のミルクを温めたものに蜂蜜を混ぜたものをパンにひたしてコジローの口元に持っていったら、耳かき1杯分ぐらいを食べてくれました。
この画像は2日目のものですが、左肩は落ちたままです。
ーーーと言っても、「伸び〜〜〜っ」と羽を広げることは出来るし、その時は特に痛そうなそぶりはありません。
ですが、左の翼に違和感があるようなそぶりを見せて、相変わらず元気はありません。
83gあった体重も、79gになっていました。
餌も、声を掛け掛け、無理矢理食べさせる感じです。
オカメインコの病気の時は何よりも「保温」が肝心なので、それだけは気をつけていました。
ネットで同じような症例を探して、どうしたらいいか検索しました。
そこで、わかったことは・・・
*骨折、ねん挫、脱臼の場合は、病院でも手の施しようがないことがあるので、1〜2週間ぐらい様子を見たほうがいい。
*それでも、自力で食べれない場合は、先生に診ていただいたほうがいい。
*でも、自己判断は危ないので、やはり先生に診ていただくのが基本。
そして、こんな書き込みを読みました。
「我が家のオカメインコもオカメパニックで肩を痛めて、肩がいまだに落ちたままで、飛べなくなりましたが、今年で20歳になります。」
「ウチのオカメインコも肩が落ちたままですが、11歳になった今も元気です♪」
このような書き込みに、どれほど元気づけられたかわかりません。
ありがとうございますm(_ _)m
コジローの症状を見ると、骨折ではなく、ねん挫か脱臼か・・・と思われました。
病院も車で片道1時間ぐらいかかるので、かえって身体に負担になりそうだし、骨折ならともかく、脱臼は治るかどうかわからないので、コジパパと話し合って、しばらく様子をみることにしました。
もし、このまま肩が戻らなくても、元気でさえいてくれたら・・・。
そう思いながら・・・。
そして、3日経った暖かい日のお昼に、思い切って「触診」をしてみることにしました。
私がコジローを柔らかい布に包んで仰向けにし、コジパパが羽を広げて触診してみました。
すると、数枚の羽がひっくり返っているように見えました。
どうも、根元のちょっと先でねじれているようです。
もしかしたら、パニックのせいで痛んだ羽かもしれません。
それが時々ひっかかったりしているので、左の翼に違和感があるのかも・・・。
そう判断した私達は、思い切ってその羽を切ることにしました。
結局、それが効を奏したのか、肩が元通りになってきました。
パニックの前は、アスレチックのてっぺんに登ることを忘れていたかのように、ほとんど登っていなかったのに、パニックの後はしょっちゅう登ってみたり、バンザイをしてみたりしています。
はたでみている私達からは、コジローが自分で「リハビリ」をしているように見えます。
この頃から、餌も以前のように食べるようになりました。
これは2月2日に撮ったものです。
羽も徐々に伸びてきているのが見えます。
そして今日は体重も80g台に戻り、すっかり絶好調になってきました。
本当に良かったです。
「災害は忘れた頃にやってくる」といいますが、オカメパニックも忘れた頃に起こるということを肝に銘じ、今後も気をつけていきたいと思います。
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